ドローンの飛行モードである。
Aモードは、アティチュード(Attitude)モードの略でAttiモードとも呼ばれる。GPSを使用しないモードでマニュアル操縦となりGPSを使用しない分飛行安定性が落ち、難易度は高く技量が操縦に直接反映される。また障害物センサーも切れるためシビアな操縦が求められる。日本では山間部や屋内などGPSが入りにくい環境が多々あり、そういった場所では途中で操縦感覚が変わらないようあらかじめAモードで操縦するケースがある。
Pモードは、ポジショニング(Positioning)モードの略で、GPSと障害物センサーによって安定した操縦が可能である。風などに流されにくくその場に安定してホバリングができる。一般的にはPモードでの操縦が基本となる。
Sモードは、スポーツ(Sports)モードの略で、速度を重視した操縦が可能となる。しかし、急ブレーキが効きにくいため周囲環境に注意を払う必要がある。
トライポッドモードは、速度よりも安定性を重視した操縦となる。初心者向けの操縦モードでゆっくりした移動が特徴である。