DroneMovieContest2022 授賞式を開催
デジタルハリウッドロボティクスアカデミーでは今回で7回目の開催となるDroneMovieContest2022の授業式を6月21日(火)に開催致しました。
会場はJUIDA主催の日本最大級のドローンの展示会及びコンファレンス「JapanDrone」会場内オープンステージにて行われました。
授賞式では応募作品の中から優秀作品に選出された全7作品及び今回より特別企画として行われた自治体・観光団体部門より1作品の上映と受賞結果の発表を行いました。
JapanDroneの詳細はこちら
https://ssl.japan-drone.com/
DroneMovieContest2022の詳細はこちら
https://ra-drone.dhw.co.jp/contest/
DroneMovieContest2022では以下の審査員にて作品審査を行いました。
トライポッドワークス株式会社代表取締役社長兼ドローングラファー 佐々木 賢一 様
クレセントエルデザイン代表取締役兼ドローングラファー 渡邉 秋男 様
PRONEWS編集長、DRONE編集長 猪川 トム 様
ロボティクスアカデミーカリキュラム監修 株式会社Dron é motion代表取締役 田口 厚 様
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)常務理事 岩田 拡也 様
まず最初に自治体・観光団体部門の上映と表彰を行いました。この部門は今回特別企画として併設された部門で、Japan Droneでは「ドローン×地方創生:観光支援」として2020年より自治体PRゾーンを設けており、ドローンの美しい空撮映像を地域の魅力発信のツールとして観光誘致などに活用されている自治体・観光団体が制作した映像を公式ホームページにて公開をしておりました。今回DroneMovieContestとJapan Droneが協力し、作品の募集及び審査を行い授賞式にて上映及び表彰をさせて頂きました。
この自治体・団体の観光映像部門では、ドローン映像の比率や映像の時間制限はなく、ドローンを活用した観光PR映像であることが条件となります。また審査基準として映像全体の評価ではなく、ドローンを効果的に活用出来ていたかという観点で審査を行いました。
この自治体・観光団体部門にてグランプリに選ばれた作品をご紹介致します。
ウェルカム・ぐんま国際観光推進協議会 様 制作
作品名「Wanderin‘ GUNMA -Winter-」
タイトルにWinterとあるように、群馬県の美しい冬景色が堪能できる作品となっています。全体的に楽しさが伝わってくる作品作りも印象的でした。様々な景色を見せる際にはドローンを積極的に活用しているのですが、とても自然にドローン映像を差し込んでおり、ドローンを活用した映像のお手本のような作品でした。なお、制作されたのはDroneMovieContest2020でファイナリストに選出された本間恭介さんです。
自治体・観光団体部門の表彰後は一般部門の上映及び表彰を行いました。
当コンテストでは”ドローンで空撮をした3分以内の動画作品”という点と”作品時間の50%以上をドローンで撮影している”という2つの条件で作品を募り、安全ガイドラインを守っていることや著作権や肖像権を順守している作品で映像作品として優れたものを選出しております。
今回その審査を通過した7作品から受賞作品別にご紹介致します。
<グランプリ&審査員特別賞(DRONE.jp賞)>
矢尾板 亨 様 制作
作品名「【ホームビデオ】小さな世界」
阿蘇を舞台に二人の少女が冒険をしている様子がとても魅力的に映像にまとめられています。ストーリー性を強く感じられる作品で評価も高く、グランプリと審査員特別賞のW受賞となりました。
<審査員特別賞(佐々木賞)>
小林 秀喜 様 制作
作品名「Into the Mist」
ミスト(霧)をテーマに撮影された作品で、映像として美しいのはもちろん、全体的に希少性の高い映像が盛り込まれており、制作者の大変な努力が伺える作品でした。
<審査員特別賞(渡邉賞)>
側島製罐 × 家業エイド × 片岡商店 様 制作
作品名「SOBAJIMA VIRTUAL FACTORY TOUR」
マイクロドローンを使った作品で工場見学をしているような気分にさせてくれる映像となっています。ワンカットで構成されていて、高い撮影技術と演者の演技と演出が融合した素晴らしい作品ですね。
<ファイナリスト> ※上記受賞作品は除く
中田巨人 (ZANPAN FILM) 様 制作
作品名「Mt,IWAKI BC Snowboarding」
石田 義晴 様 制作
作品名「【4K】積丹ブルー | 島武意海岸・神威岬【絶景空撮】~The scene was one of breathtaking beauty~」
永嶋 涼平(STUDIO TAKANO) 様 制作
作品名「春霞-Harugasumi-」
齋木 英雄 様 制作
作品名「Seabornia Regatta ~相模湾バトル~」
以上7作品が今回のDroneMovieContest2022のノミネート作品となります。
例年多数の作品をご応募頂きありがとうございます。
今年は例年以上に非常にレベルの高い作品が集まり、最初の審査からかなり難航するようなレベル感でした。最終的にノミネートされた作品はどの作品が受賞してもおかしくないクオリティで、ファイナリストの今後の活躍が期待されます。
ロボティクスアカデミーでは今後もこのような優秀な作品やその制作者を集め、広げていくことでドローンの発展に寄与して参ります。