2022年はドローン業界にとって大きな変革の年となります。活用のフェーズレベル4（都市部などの有人地帯での補助者なし目視外飛行、「都市部におけるドローン物流」などがあたる）に向けて様々な制度が始まります。

ロボティクスアカデミーでは今までドローンには興味はあったが中々学ぶ機会が無かった方や、情報更新が早くて自分で調べても理解できない、そんな方に向けて無料のドローンセミナーを毎月行っております。

5月に実施したセミナーでは「基礎から知るドローンVer.2.0 映像＆ビジネス活用講座」と題して、1時間でドローンの活用事例から最新技術、関連する法律の概要をコンパクトに説明しております。

講師の田口先生は2016年に株式会社Dron é motionを立ち上げ、空撮事業をメインに、企業やスクールでの研修や記事の執筆なども行っています。
セミナーではまず自己紹介からドローンの機体紹介、その後はドローンがどのような分野で活用されているのかといった部分を事例を交えながらお話していきます。

ドローンは空撮で使われている事は想像出来るかと思いますが、実際はより多くの分野で使われています。点検や測量、農業や物流、エンターテインメントなど広い分野で使われており、これには参加されていた方も驚いていました。

後半はドローンの機体の仕組みとして、様々なセンサーの紹介や、最新の機体の技術を紹介していきました。今のドローンは安定して飛ぶのはもちろん、周辺の障害物の情報を検知し、機体自身が最適なルートを割り出して飛行出来るようになっています。

そして最後に関わる法律についてお話頂きました。ドローンには法律があってどこでも勝手に飛ばしてはいけない、という所までは皆さん認識されていましたがではどこでなら飛ばせるの？そんな疑問に答えていきます。
またドローンの活用フェーズとして今後目指していくレベル4についてや、新しいライセンス制度についてなどを説明していきます。
まとめとして上空をドローンが飛行している事が当たり前の時代がそこまできていて、市場規模は今後も伸び続ける、そしてその大きなターニングポイントになるのが2022年といった部分が受講された方には伝わったかと思います。

講義の後は、参加者でフライトシミュレーターを使って操縦体験をして頂きました。全員が操縦するのが初めての方で、基本的な操縦方法からレクチャーしました。

また講義終了後も1時間近く質問時間が続き、参加された方にとっても知りたい事をしっかり知れたセミナーだったのではないでしょうか。

ロボティクスアカデミーでは現在定期的にこういったセミナーを開催しております。ドローンに興味はあるけど、どこから情報収集していいかわからないといった方にはピッタリのセミナーとなっております。
当校のWebサイトにて随時告知しておりますので、ぜひ定期的にチェックしてみて下さいね。