学内向けドローン映像コンテストを実施!
ロボティクスアカデミーでは2015年11月にドローン専攻1期目を開講し、今年5月には40期目を開講(現在は44期目が修了)し、修了生は500名を越えました。
また2016年からドローンの映像コンテスト「DroneMovieContest」を主催し、6月には6回目となるDroneMovieContest2021も幕張メッセにて授業式を行い、毎年素晴らしいドローンの映像作品が集まっております。
ここ数年のコンテストではロボティクスアカデミー卒業生がファイナリストに残ることはありませんでしたが、かなり優秀な作品を卒業生が制作・応募して頂いているのも事実です。
そんな作品を埋もれさせておくのは惜しい!という事で今回ロボティクスアカデミーでは、ロボティクスアカデミーの修了生を対象とした学内向けのドローン映像コンテストを開催致しました。
募集要項としては本編のDroneMovieContestに準じた形で作品を募集しました。
<募集要項>
●対象
ドローンで空撮した3分以内(180秒以内)の動画作品を審査対象とする。
作品時間の50%以上をドローンで撮影している。
投稿はYoutube等の動画共有サイトにアップロードし、以下のフォームよりURLを事務局に送付してください。
撮影地及び被写体の撮影許可が取れており一般に公開が可能な作品を対象とする。
著作権、肖像権を侵害していないこと。
●審査基準
JUIDAの安全ガイドラインを満たした撮影を行っている。
映像作品としての芸術性や、技術的な先進性などを審査ポイントとする。作品のジャンルは問わない。
差別的な表現や、危険な撮影手法などがある作品は審査の対象外とする。
今回は集まった約20作品の中から1次審査を行い、最終的に5作品をノミネート作品としました。今回はこの5作品をご紹介します。
今回の応募作品はコンテスト用のショート版となります。フルバージョンは下記よりご覧頂けます。
https://youtu.be/JXl7J2ZtADI
また作品審査はDroneMovieContestにゆかりのある3名に務めて頂きました。
・田口厚 氏 株式会社Dron é motion 代表取締役
ドローン専攻カリキュラム監修/講師 DroneMovieContest2016 ファイナリスト
・佐々木光洋 氏 株式会社NAVA 代表取締役
ドローン専攻映像編集オプション講師 DroneMovieContest2017 グランプリ
・渡辺秋男 氏 有限会社クレセントエルデザイン 代表取締役
ドローン専攻空撮実習オプション講師 DroneMovieContest2016 グランプリ
最終的に残った5作品は見学者も入れての講評会を行い、この会では作品の上映~講評、見学者同士の意見交換などを行いました。講評では各審査員からの厳しいコメントもありましたが、コンテストを勝ち抜くためのアドバイスが盛り込まれておりました。
また講評会の冒頭では田口先生からコンテストで受賞をするために意識しておくべき点を講義形式で行いました。この内容は長年審査員を務められている田口先生ならではの目線で重要なポイントをまとめた非常に良い講義でした。
最終的な審査の結果、グランプリは今回見送りとなりましたが、オーディエンス賞として牛尼英仁さんの作品が選ばれました。牛尼さんおめでとうございます!
ドローンは様々な分野で活用がされていますが、我々にとってとても身近な空撮をテーマに皆さんでドローンを考えるいい機会となりました。
これから空撮を始めたいという方はぜひこのDroneMovieContestを目指して、作品作りをして頂ければと思います。