<オプション講座>夜間飛行・目視外飛行実習オプション開催!
2020年1月に夜間飛行・目視外飛行実習オプションを実施しました。このオプション講座は2019年11月よりJUIDAカリキュラムにも追加された夜間飛行と目視外飛行に焦点を当てた講座となります。
授業の中では夜間飛行・目視外飛行の規制から外れている「模型飛行機」扱いとなる機体(200g未満)を使用し、実習をしていきます。夜間飛行・目視外飛行といった飛行方法は航空法において、申請が必要な飛行方法に含まれておりますが、申請時に許可を通し易くするための実績作りとして12名の方にご参加頂きました。
実習では実際に目視外飛行の状態と夜間の環境で実習を行います。
目視外飛行実習では機体を一切見ずに所定のコースをモニターの映像と補助者からの情報を元に操縦していきます。障害物も用意し機体の高さやスピードを補助者と連係を取りながら操縦します。
夜間飛行実習では、実際に日の入り後に所定のコースを限られた照明だけで操縦していきます。機体のLEDを注視しながら機体の位置や向きを判断しコントロールすることで正確な操縦感覚を養います。
また基本的な夜間飛行の訓練をした後は、実践編として動く被写体を実際に撮影します。撮影に集中してしまうと、周辺障害物への注意がおろそかになってしまう為、補助者と連携して機体の周辺状況を常に確認しながら操縦と撮影を行いました。これは高度な技術が求められますが、皆さん一生懸命操縦や補助をこなしておりました。
実習の中では実技だけでなく、座学授業も入れて目視外飛行や夜間飛行において気を付けてなくてはいけない点や、夜間飛行に関してはカメラの設定も重要になってきますので、どのような設定が適しているかといった授業も行いました。
日中から夜にかけてとハードな実習となりましたが、この実習を機に様々な環境でも安全な運用が出来る操縦者となってもらえればと思っております。
参加された皆様、大変お疲れ様でした!