【ドローンエントリープログラム授業レポート】授業まとめ
【ドローンエントリープログラム授業レポート】授業まとめ
今回は、4日間の授業について、座学編(1日目・2日目)&実技編(3日目・4日目)に分けて、
どういった内容が行われたかをレポートしていきたいと思います!
【座学編】
前半2日間に行われる座学編では、以下のことを行っています。
・オリエンテーション
・自己紹介
・ドローンの概要
・模擬試験/解説
・飛行プラン設計(グループワーク)
・ミニドローン実習
<オリエンテーション/自己紹介/ドローンの概要>
エントリープログラムで最初に行うことはオリエンテーションです。ほとんどの方が学校に通うということ自体が久々といった状況ですので、事務局よりまず学校のルールやコースの流れ、施設やサービスの利用方法について説明します。またクラスという形で集合型で授業を受けて頂くので皆さんに自己紹介もしてもらっています。クラスメイトは卒業後も繋がっていく大事な仲間なので最初に皆さんがどんな経歴でどんな形でドローンを活用したいのかをお話頂きます。
これをきっかけに皆さん仲良くなっていくんですよね。
また講師の田口先生からは最初にドローンをどんな事に活用しているか、ドローンとはどんなものかをお話頂いています。田口先生は大量にドローンを持っているので新製品の説明をしたり常に最新の情報をここでお話頂いています。
<模擬試験/解説/飛行プラン設計>
ロボティクスアカデミーではオリジナルの映像教材を制作し、皆さんに視聴して頂いています。これだけ見てもらえればドローンの基礎知識はバッチリです!
(動画ダイジェスト:https://www.youtube.com/watch?v=Z3zS-iOrkx8&feature=youtu.be)
これを見てきて頂いた上で、筆記試験の模擬試験を行ったり、田口先生の実務経験をもとに、より掘り下げた講義を行っています。皆さん映像教材を見てきてもらって、基礎知識がある状態で講義ができるので、より深い話ができるのですね!
飛行プラン設計というのは、実際にあった飛行案件を題材にしてグループごとに安全に飛行させるための準備や、注意点を洗い出します。
コースのゴールは資格ですが、目的は実際に現場で飛行させることですので、ロボティクスアカデミーでは実務で活きる知識をこの飛行プラン設計で学んでいきます。
グループで話し合うことで、新たに気付く内容も多く、最終的に実際にご自身で飛行させる時の安全運航マニュアルが出来上がります。
通常の講義に加え、映像教材や、グループワークなどを交えることで”知識の定着”を図っています。
<ミニドローン実習>
実技の習得に関しては最初ミニドローンを使用した練習からスタートします。
なぜミニドローンからなのか。もちろん小さいので自宅でも練習できますし、ぶつかっても怪我や物を壊したりという可能性もかなり低いということもあります。ただ一番はマニュアル操縦をしっかり身に付けてもらうため、このミニドローンから練習をしてもらっています。
最近のドローンは極めて優秀で、様々なセンサーのおかげでかなり安定して飛行させることができます。しかしながら事故の多くはそのセンサーが正常に機能しない状況・環境で起こっています。ですので、受講生の皆様には安全な運航をしてもらうためセンサーに頼らない操縦技能を身につけてもらうため、センサーがほぼついていないミニドローンを採用し練習してもらっています。また卒業後も継続的に練習するクセをつけてもらうため、ミニドローンを配布して、自宅での練習、授業での実習というものを行っています。
最初は暴れ馬のように飛んでいたドローンも授業を重ねるごとに皆さん落ち着いて飛ばせるようになっていきます。この効果もあり、後半のPhantom(ファントム、無人航空機)を使った実習ではスムーズに操縦できるようになっています。
また、授業がない日でもミニドローン実習が出来るよう、練習教室の開放を行っています。
【実技編】
後半2日間に行われる実習編では、以下のことが行われます。
・筆記試験
・Phantomの点検操作方法
・Phantomを操作する際の、アプリの説明
・Phantomの飛行
・実技試験
<筆記試験>
3日目の授業では最初に筆記試験を行います。試験自体が久しぶりという方が多いので、皆さん緊張してますね。
しかし模試の甲斐もあって皆さんスラスラ書いていってます。
<Phantomの点検/アプリ説明>
筆記試験を行った後に、早速Phantomの点検操作方法、アプリの説明を行います。
操縦方法についてはミニドローンで練習しているので、ここではPhantom特有の点検方法や、アプリを使用したドローンの各種設定を田口先生から説明して頂きます。
ドローンが正常に飛ばせるかは、この事前点検や設定にかかっていると言っても過言ではないので細かく説明していきます。
<Phantomの飛行/実技試験>
3日目~4日目にかけてはPhantomを使っての実習です。操縦方法は理解しているとはいえ、大きい機体ならではの音や風に最初は皆さん怖がりながら操縦しています。
所定のコースを回ってもらったり、障害物をくぐったり越えたりしてもらって立体的にドローンを操縦してもらいます。ここがラジコンカーとの大きな違いですよね。
またGPSを切った状態でも操縦してもらい、細かい操作も訓練していきます。ものすごい集中するので、皆さん操縦の後はぐったり疲れてます。
また空いた時間にはミニドローンを使って再度トレーニングしていきました。
最終日は、午前に試験コースの練習を行って頂き、午後に実技試験を行います。実技試験では、経験者の方でも緊張してガチガチになりますが、練習の甲斐あって今回は皆さん安定して飛行させていました。
以上、エントリープログラムレポートでした。